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家具や木工に関する専門的なことから、全然関係無い話まで 工房の日常を私シンイチが気ままかつ赤裸々に綴るコーナー。
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忙しく行けないと思っていた阿修羅展。
最終日の27日、仕事が思いのほか進んでいたため休んでいくことに。

連日、長蛇の列で最高260分待ちとの情報を聞き、早朝一番でささっと見て帰ろうということになった。

で、4時起床、4時半出発・・・。



よく考えたら早くついて一番乗りでも開館までは結局待ちなんだよな。
アフォだな~なんていいながら着いたらすでに11台のツワモノが・・・。聞いた話では一番の方は2時着らしい・・・。



駐車場が開くのが8時。しかし博物館の入口にはすでに30人ほど並んでる。そこで二手に分かれることに。車の中で待機の俺と入口の列に並ぶユウキ。

結局、一時間早く7時に駐車場が開き、一緒に列に並ぶ。

開館2時間前ですでに3百人ほどの列になっていた。どんどん増え続けてる。



博物館も一時間早く、8時半くらいに開館した。



「やっと阿修羅に逢える」

この長蛇の列、長い待ち時間を予想してるかのようなフレーズにうけた。

以下朝日新聞の記事より抜粋



九州国立博物館(福岡県太宰府市)で開かれていた奈良・興福寺創建1300年を記念した特別展「国宝 阿修羅展」(朝日新聞社など主催)は27日、68日間の会期を終え閉幕した。27日も大勢がつめかけ、総入場者数はこの日午前中に70万人を超え、最終的には71万138人に。九州で開催された展覧会の動員数としては新記録となった。



らしい。

感想としては正直「鑑真」の時のほうが衝撃的だったが仏像として繊細な表情と細い腕のライン。360°から観賞できる展示方法。なんかガラスを通さず同じ空間にいる緊張感みたいなのはヒシヒシと感じた。


警備員に出口はどこですか?と尋ねたら

「もう観たんですか!?」って。
確かにまだ本来の開館時間の9時30分前だった。

折角なのでお隣の大宰府天満宮を参拝し梅ヶ枝餅を食べ帰路へ。帰るころはすでに120分待ちになってた。

昼前には自宅へ帰り、そっから爆睡にはいるという有意義なお休みでした。
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久しぶりの更新ですが・・・。

遊んでたわけではありません。お仕事をこなしておりました。

少しずつ小出しに紹介です。

まずは薬院(福岡)にオープンしたイタリアンレストラン「gotti」の
カウンターです。



まずはSPFで骨組みを造作します。
バスバス切ってビスビス ビス留めしていきます。

その下地にフラッシュパネルを打ちつけ、剛性、カネンテを出します。
そのパネルに突板を練りつけたベニヤを貼って仕上げていきます。

角の柱はオーク無垢材を加工しております。



その後、モールという装飾部材を貼り付けデコっていきます。
なかなか連結が難しい。

ちなみに長さ5.3mです。



天板は石がのります。

ペタペタと黙々とデコること数時間・・・。





巾木は現場に据え付けた後、貼りまわしていきます。

聖斗○也にでてきそうなカウンターの出来上がり。

小宇宙(コスモ)を感じれますでしょうか?



塗装屋さんにダークブラウンに着色してもらいます。
USED感を出して欲しいとの要望が施主様からでています。
難しいですが仕上がりが楽しみです。

ちなみに3分割仕様となっております。
日本中が日食一色でしたね。

朝曇っていたので期待してませんでしたが
薄雲のおかげで肉眼でもなんとか観測できました。



右上から欠け始め・・・



一番欠けた頃にはこんな感じでした。

みなさん見えました?

中継でみた太平洋上の360°の夕焼け綺麗でした。
次は2035年だそうで、今度は部分日食ではなく皆既を体感したいですね。


いつもお世話になっている金物屋さんが
資材展で金物を展示するためのサンプル用の家具です。



上部引き違い戸。
hettich社の新作レール。まだ市場に出回ってないため詳細は載せれません。簡単にいうとコンパクトな吊戸レール。クロージング機能付。



当たり前ですが扉一つ一つ丁番が違います。
上はダンパー(バタン!とならず最後ゆっくり閉まる機能)内蔵のスライド丁番。ドライバーでネジを回すだけで扉の高さ方向の調節ができる優れもの。
下もダンパー付(内蔵ではない)スライド丁番。




これはグゥァバ!と開く高角開閉丁番。
扉が小さいせいもありかなりイカツいボディーしてます。



スライドレールもしかり。
いろんなレールがついてます。

上のスライドカウンターには横からレールの見えないタイプ。



上段の引き出しもレールが見えません。着脱も下のレバーを引くだけで簡単にでき、位置調整なんかも簡単に出来ます。

下段はよくキッチンなどで使われてるタイプ。

引き出しに施す加工はややこしいですが一度決まってしまえばすこぶる調子がいいです。ソフトクロージング機能はもはや必須なんですかね~。
大概このてのレールにはついてる気がする。

見ためはなんか複雑そうな金物も、いたってシンプルな構造だったりするんですよね。眉唾といいますか、単純に考えた人って頭いいなって関心したりします。

ある程度機能については来るとこまで来てる感はあります。音声認識で自動に開くとかSF的な方向の話は別として。
あとはいかにスマートに小型化するか、そんなとこなんでしょうか。




ウォールナット無垢材のカトラリーボックス。
引き出しに内蔵するそう。出しても使ます、っていうボックス。
TOTOさんとの試作らしいです。
仕切り板・手前の二つのボックスは取り外し可能。

現物は今日までの「大川夏の彩展2009」にてご覧いただけます。






以前から気になっていたハンス.J.ウェグナーのエルボーチェア(CH20)。
その後ろ姿に惹かれたのが忘れもしない3、4年前。←正確には忘れてる。

欲しい!欲しいけど買えない。だったら作ろうと安易な考えで椅子作りの奥深さを痛感したのが2年前。(過去エントリ「模倣犯」参照)

そんな紆余曲折があり、とうとう我が家にも憧れのホンモンのCH20が。

というのもヤフオクで展示品が半額くらいの値段で出てたんです。時々チェックしてましたがこのCH20が出たの初めてじゃないかな?

千載一遇のチャンスと自分に言い聞かせ落札しました。正直、半額とはいえフトコロは極寒です。


でもいいんです。憧れの椅子を日常の生活で使えるだし。

ただ、落札して一つ問題が。

今回のCH20、ビーチのソープフィニッシュで座面がスエードという最も汚れやすい仕様(個人的な考えですが)

うちには最近掴まり立ちを覚えた怪獣が一匹。
その口の高さがちょうどシートハイなんです。

あぁ考えただけでおそろしい。

正直、シートはまだいい。スエードの色調もあまり好みではないので最終的には張りなおす覚悟だから。
ただそれでなくても汚れやすいソープフィニッシュで、その怪獣の汚れ攻撃に耐えられるだろうか・・・。いや無理だ。それなら先に防御策をしておいたほうが得策ではないだろうか・・・。

でもソープのあの白木の風合いも捨てがたい。

「汚れたらまた研磨して洗えばいいじゃないか。」という前向きな考えもでれば

「とかいってホントに洗うのか?そのままなぁなぁになるのがオチではないか。」という現実味あふれる意見とか。

なんだかんだ考えた結果、オイルフィニッシュにすることにしました。白木の感じが失われるのはいたしかたないが、これからのことを考えると一番妥当かなと。

そこでまず本来の姿を写真におさめ・・・



座面をはずし・・・



磨く・・・↓注)大げさにこすってます。


そしてオイル塗布。今回はオリオⅡを仕様。





濡れ色になりイメージは変わり落ち着いた感じになった。



研磨してて気付いたけど特徴的な背もたれ。このラインの美しさが僕が惹かれている理由の一つ。自作した時もその削り出しに苦労した。

でもよく見ると案外いびつ。カールハンセン&サンの工場の力量を疑う気はさらさらないけど工業製品となるとこれくらいのモノなのかという感じ。
おおまかには機械で成形するだろうから最後の手仕事での仕上げの際に削りすぎとかで崩れたラインだと思う。工業製品だからといって均一に同じものではなく当たりはずれがやっぱりあるんだなというところ。

これはこれで人の手作業の面影が残ってて微笑ましい。

あたりと思うかはずれと思うかは買った人しだいだけど。




ちなみに僕は「はずれた!」と思いました。


長くあいてしまいましたが、

そんな足元が悪い中(前回参照)納品した家具たちです。



↑レジカウンター。
天板はオーク無垢材。本体はオーク突板フラッシュです。



↑その後ろには包装用の作業台。これもオーク突板。
天板は人工大理石です。



↑一番奥に見えるのが事務用デスク。



↑商品陳列棚①。





↑商品陳列棚②。
背板はガラスに突板が貼ってあり後ろからLEDで照らすという凝った作り。

いろんなお酢、ドレッシング等が並ぶんでしょうね。




↑トイレ手洗い①。これはローズ突板貼り。



落ち着いた雰囲気になります。



↑トイレ手洗い②。
エア式ハンドタオルも収納し正面から見えなくしてあります。



↑トイレ横にもカウンターがついてます。






↑パントリーカウンター。
ここでお酢を使った料理が作られ振舞われます。
贅沢な空間ですよね。天板は天然の大理石です。



パントリー奥の収納。

ざっとこんな感じの大物ばかりの納品でした。

詳しくは設計のA&Aの大宅さんのサイトで。









A&Aさん設計のビネガーレストラン「時季のくら

今月中旬にオープン予定の庄分酢(旧 酢屋商店)様の新工場に併設してあるレストランです。

杷木ICをおりて5分ほどの丘の上にあります。

かなりのヴォリュームの納品になります。

ひとつひとつの什器のサイズも大きい(重たい)のですがそれ以上に僕達を苦しめたのは雨。



まだ整地してない敷地は降り続いた雨でひどいぬかるみに。トラックを建物に近づけることもできず不安定な足場をヨロヨロ、ビチャビチャ運びました。



久しぶりの更新です・・・。

年明けに納品した家具を紹介します。

福岡市の香住ヶ丘の海沿いに立つ香住ヶ丘の家。
マツダグミさんの設計です。

杉板型枠のコンクリート打ちっぱなしが特徴的な建物。



↑下駄箱。楢突板、オイルフィニッシュ。



↑作業デスク。多目的に使えるキッチン横のスペースです。





↑TVボード・ソファーテーブル。



TVボードの扉の桟とリビング入口の建具の桟を統一してあります。

あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。

さてダイニングテーブルですがやはり短手方向に幕板を追加してひっぱてやらないとグラツキが止められそうにありません。

ただ短手といっても800mm弱の長さの材料は細いものしか残ってなく、高さが足りません。そこで端材をかき集め集成することにしました。



で、できたのがこの苦肉の策。これを幕板の足付近に取り付けます。
気が引けますが外側からビスで留め、木栓をするという、「深く考えずに作った自分」への戒めのような取り付け方を強いられます。


あくまで当初の予定でした的な収まりにはなった気はしますが。


再度、脚を取り付け自立させるとグラツキもだいぶ押さえられ
実用には差し支えない程度にはなりました。




塗装。今回はいつものリボスではなくキャピタルペイント社のオリオⅡを試してみました。知人より「いいよ」と薦められてましたので。

天板のエッジはカマボコのような断面で柔らかいイメージに。




引き出しを納めたところ。
左側にちょろっと見えるのが今回の苦肉の策。


年末にバタバタ作業して持って帰ったのであまり写真を撮ってません。
後日、紹介いたします。


幕板を組んだ後、手のこで切断。引き出しがつく所。
普段、手加工を極力さけてる自分へのいい試練です。




切り落とした部材がそのまま前板になるため丁寧に切り落とします。



切り落とした後、あらかじめさくっておいたところに引き出しのスリ桟を取り付けます。まったく見えないところですがウェンジを使いちょっとした遊び心。おしゃれはパンツからといいますし。



引き出し。幕板が天板から引っ込んでるため引き出しをいっぱいひきだしても落っこちないように引き残しを作ってあります。




幕板をつけ、脚を連結。ひっくり返して自立させると・・・


嫌な予感が的中。

1900方向はしっかりしていますが900方向にユラユーラ。

脚がきゃしゃというより幕板の止め方に問題がある様子。




脚の付け根付近での横方向の支えが少ないのが原因(だろう)。

当初の予定では脚2本を貫でつないでH型にしようと考えていたのですが材料が足らず、四本の独立した脚になったのもいかんかったな・・。

毎回のように完成目前の反省。あとのまつりです。


とにかく、残った数少ない材料で補強を考えるしかない。
製作中のダイニングテーブル。

まずは脚の加工から。天板重いんでやる気がおこらないんで。

今回はテーパーのついた丸脚。



例のごとく角材→八角柱→テーパー→丸脚



と成型していきます。あ、八角からテーパーつける前に
巻く板との連結用の加工は済ませてあります。

そして幕板。今回はノックダウンということでいろいろ考えました。
簡単かつ強度があり、外見上ノックダウンとわからない様にすること。

その結果脚を幕板に咬ませて脚の内側からボルトで止めようという方法に決定。



その連結部分加工。ボルト用の鬼目ナット。
脚がつく部分だけ幕板のせいを95mmと高くし、
座ったときに人の足が当たらないように中央部は60mmにおさえる。



オビノコで荒取りし、型にそって成型していきます。







今回、新たに新調したビット。(写真のピンクの刃)
刃の上部にベアリングがついてて型にそって削っていけます。
以前まではハンディルーターのガイドを使っていましたがこれだと刃とガイドとの差を計算して型を作ってましたが、この新しいビットのおかげで欲しい形の型を作ればいい様になりました。



いい感じ。新しい刃だけあって削面もきれいです。

幕板を組んで、脚を取り付けてみました。



こんな感じになります。


ここらでそろそろ重い腰をあげ天板のはぎ合わせ作業。

1800×900程度にしようと思っていたけど
材料が余裕で2000取れる長さ。切ってしまうのは簡単だけど
やっぱり「もったいない」が頭をよぎる。んん貧乏性。

ただ狭い我が家にどう考えても2000はでかすぎ。
自宅でメジャー片手にどうにか置けないか考える。

考えた結果、1900でということに。これでも充分でかい。



天板剥ぎ合わせ。材料が材料だけに一苦労。
一人で無垢物つくってる方々はんと大変だろうなと物思いにふけりながら一人で汗かいてました。

ここで一つ心配事が。計画中の脚が「きゃしゃ」じゃないかと?
こんな重い天板支えられるのかと。しかもノックダウン。

この不安が的中することになるんですがそれはまた次回にでも。
久しぶりの自主制作ネタ。

次はダイニングテーブルです。

前々から作ろうとは思っていましたがなかなか重い腰が上がらず。
基本的に床に座るほうが好きだし楽だし、加えて今のアパートは和室なんでどう考えてもダイニングセットで椅子生活はイメージができないというのも手を出さなかった理由です。

しかしウチには2匹のチワワがおり小さいソファーテーブルでは手狭で(犬が)手を伸ばせば上の食べ物に届くので悪戯がヒドイ。ま、しつけがなってないんですが・・・。加えてこの夏、子供が生まれまして離乳食がはじまったら・・・と考えるとどうしても必要になってしまい、重い腰が上がったといういきさつです。

ここで問題なのがサイズ。二人+子供と考えればそんなにデカイのいらないし。でもどうせ作るならずっと使いたいし・・・。

かなりの家庭内議論の末、デカイサイズで作ることに。

1.意地でもずっと使う。
2.また作るの面倒くさい
3.知人が来たときに対応できる

これが主な理由。2番がかなりのウェイトを占めますが。

デカイといっても材料との相談がありますので1800×900程度にすることに。うまく座れば6人はいけるでしょう。

そして今回のダイニングテーブルには2つのポイント(大げさですが)があります。

一、引き出し付(嫁希望)サイズは小さくてもいいけど・・・らしい。

一、ノックダウン式。これはやはり将来引っ越すことが前提なんで。

材料は以前TVボードを作った「アフロモシア」。
重いけど仕上がり感、色も好みです。

残りの材料でギリギリ足りそうだし。

ってな感じで年内完成を目指し、夜の工房作業がスタートです。



昨日は佐賀の竹崎へ納品でした。
某旅館の1室をリフォームしていてその家具を納めさせていただきました。

有明海に面して立っていてその部屋(6階)からは有明海と対岸の雲仙が一望できます。





家具とは別に大工工事で使う見切り材としてオークの無垢材を何本か用意しておいたところ、その御礼で牡蠣をたくさん頂きました。



納品後、旅館に隣接する牡蠣焼き場で焼いておいしくいただきました。
ついでに温泉にも入れていただき、なんか優雅な納品でした。

(とはいっても重たい収納を2台も階段で6階まで上げた午前中は優雅とはほど遠い状況でしたが・・・。)



残念ながら納めた家具の写真が撮れずじまいだったので設計事務所の方に頼んで手に入りましたら後日UPします。




先週末、合格通知が届きました。
長い道のりでしたが無事合格できうれしいです。

仕事の合間を勉強時間にあてさせてくれた工房にも感謝です。

今後、これを活かせるような仕事展開になればと思っています。

早速、免許の申請に行ってきます。



しかし免許手数料18000円って・・・高くないか?




完成しました。堂々とした雰囲気です。



天板。



脚も天板に負けないようゴッツイのがついてます。
なんか戦艦みたい。

明日、納品予定。ここからが一番の問題です。
電気がんなで平面を出したらワイドサンダー(外注)へ。
こういうとき大川という地の利を感じる。



次の日にはほぼ仕上がりのような状態で戻ってくる。
ここから細かい番手で仕上げていくのだが最初から最後まで手で仕上げるとなると膨大な時間を要する。ワイドに出して労せず素早く仕上げるこれも一つの手だ。時は金なり、である。



脚の木取り。脚もゴツイ!






昨日からかなり冷え込んでる。今朝福岡で初雪を観測したらしい。

冬です。
ウォールナットのローテーブル。



赤ちゃんのいるご家庭ということで面形状を丸くし優しい感じに。
なるべく「軽めに」ということで天板は20mmと薄く仕上げています。



***low-table***
material:walnut(oil-finish)
size:1200*630*350

とてつもなくデカイ座卓のご注文。





材料は楠に決定。
3600×1200×90の荒材。



工房内の移動はホイストが大活躍。
とてもじゃないけど人力じゃびくともしません。



長さを3mにカット。
丸ノコの刃も届かないのでチェーンソーでカット。
久しぶりにワイルドな作業。



その後電気カンナで面直し。
思いのほか素性がいいようです。






週末無事納品しました。



テレビや機材を並べるとグッとテレビボードらしくなります。

**TVboard**
size:2400*500*500
material:walnut



納品を待つTVボード。
ウォールナットの厚突きの突き板使用。オイルフィニッシュ。
しっとりとした肌触りになるまで念入りに研ぎだす。
ナットは毛羽立ちがひどいので一苦労です。
楢のキッチン収納を収めに長崎県の波佐見へ行って来ました。





両面引き出しの収納。キッチンでの作業にゆとりがでます。
この横にダイニングテーブルを配置することになっています。



そして食器棚。2400×2400の大容量です。
電子レンジ・炊飯ジャースペースがあります。

帰りは北方で「井出ちゃんぽん」


11・12・13と大川では木工祭が行われました。
それに合わせて「華ショの夢博」という家具・建具コンペがあり、
今年は初めて出品しました。

これにあわせて何か作ろうと意気込んでいましたが、結局作れず終いで以前商品開発と意気込んで作ったベビーベッド・子供家具を出品しました。



賞にはひっかっかることもなく残念でしたが多くの人が来場しており
多くの人の目に触れたことはとてもうれしく思いました。

知人たちはこれにあわせいろいろと作りこんでおり、少々敗北感を味わいましたがこれを糧にこれから制作活動に力を入れていこうと思う所存であります。
製作中の楢のキッチン収納。





両面引き出しになっていて収納力抜群。



本体はフラッシュ構造。天板は無垢材です。
お盆休みも終わり、下半期スタートです。

最初のお仕事は黒檀のダイニングテーブルです。
1000×2000と大きめのサイズ。





両サイドで脚の形状が違います。

dining table
size:w:1000 L:2000 h:730
material:黒檀(突き板)ウレタン塗装仕上げ


引き出しつけて完成。
巻戸を開け放つとこんな感じになる。
アンプ・DVDプレーヤーを中央。
最近めっきり出番のないVHSを右側へ。
そして左側は引き出しになっていて
上段には、AV機器の説明書やちょっとした小物を。
下段にはDVDやCDといったソフトが入るようにしました。






毎回悩むのが引き手。
普段は前板の上や下に手じゃくりをして引き手のない感じにすることが
多い。シンプルの極みだし、形状や大きさで悩む必要がないから。無難な安全策なのかな・・・。


今回は引き手も自作してみました。普段より細いラインを目指してみたのですが・・・。巻戸の引き手も同様の形状で作りました。こういう作業を繰り返していくと自分の好きなラインや個性なんかが見えてくるかもしれない。


前回に書いた面形状にしてもそうだけど、こういったディテールのラインなんかも追求していく必要があるなと毎回のように思う。正解、不正解がはっきりしないトコロって自分の好み(感性)を信じるしかない。やっぱ普段からココ(感性)を刺激して磨かないと・・・。
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1979/02/16
職業:
家具職人
趣味:
焼酎
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