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家具や木工に関する専門的なことから、全然関係無い話まで 工房の日常を私シンイチが気ままかつ赤裸々に綴るコーナー。
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B・チェリーのほうも巻戸が完成。
閉じてある状態で少し離れてみると一枚の板の様です。
近づくと「!?」って感じです。

かな~り手間かかりました。暑い時にやる作業じゃないです。


本体の部材の見付が25mmなんですが、厚く感じるのが個人的に気になります。これくらいの厚みは欲しいのでやっぱり面形状とかを工夫したほうがいいのかな。昔はフラットな無機質な感じが好きだったけど最近いろいろイジリたい衝動にかられる。いつもぶち当たる面形状という壁。毎回、毎回、おもいきる勇気が出ない・・・。糸面からの脱却。これを当面の目標というかテーマにしようかな・・・。
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アフロモシアのほうはほぼ完成。あと引き出しくらいかな。
オイルを塗ったら確かにチークっぽい感じに。





巻戸もなんとかできました。

ブラックチェリーのほうは巻戸の仕様を変えてみようと思っています。

ここまできてなんですが巻戸やってみての感想。

・異常に手間がかかる
・余分な(無駄な)スペースが必要


良いことといえば、フルオープン⇔フルクローズができることくらいですか・・・。


本体が組みあがりました。
奥がチェリー、手前がアフロモシア。
アフロのほうがかなり重いです。腰やられそう。



裏板はケンドン式で巻戸にトラブルがあった時取り外せるようにしています。



サンプルの巻戸を作ってみました。短いので不安定ですが滑りは良さそう。長さが長くなれば大丈夫でしょう・・・多分・・・。
うだるような暑さ。
一加工ごとに汗が噴出す。
「暑い」、「暑い」言っても仕方ないけどホント暑い。



TVボードの続き。
巻戸用の溝堀り。型を作ってトリマーで掘る。
半分の型なので重なる部分が歪くならないように
注意しながら掘る。片側しか型に当たらないため
ずれないように注意しながらの作業。

コーナー部分はR50(内側)くらいにしてみた。
短い戸のサンプルを作り試したところ問題なさそう。

集中(緊張)すればするほど無駄に汗が吹き出ます。
髪切りたい。
テレビボードを製作中。



手前はブラックチェリー、奥はアフロモシア。
アフロモシアはチークの代用品的な木らしいんだけど
チークに比べると硬くて重い。加工がしにくい。

方立用のアリ溝加工。

今回は前々からやってみたかった巻戸(蛇腹戸)を採用。
どうなることやら。


やっと完成です。




引き出し部分。

連結ボルトで組んでいきます。



全景。




オープン時。



--BabyBed--
size:1200x700x870
material:tamo
oilfinish



昨日からすごい雨。
筑後川の土手が崩れたところもあるみたい。

ジメジメして暗い。やっぱりいやな季節です。


BabyBedはというと引き出しを作って完成。

オイル塗装。今回は塗り重ねなしで1回で終了。
いくら自然塗料とはいえ無塗装にこしたことはなさそうだし
かといって汚れが目立つのもどうかということで。





ベッドのマット(布団)を敷く板は無塗装にしました。





珍しく修理の依頼。

流行の北欧のソファ。

肘に乗ったら(!)折れたらしい・・・。



後ろ足にはただダボでささってるだけ。

簡単な造り。

ポッキリいってます。






ダボ穴を掘りなおしPIボンドで接着。




やっぱり後ろ足を少し切りかいで咬ませる構造にしないと
上からのプレッシャーには耐えられないだろうな。
肘に乗ったり座ったりすることを自粛してもらうしかないかな・・・。

扉を作る。
扉といっても柵が開閉する部分のことだけど。

ベビーベッドで柵が開閉するタイプは大きく分けて2種類ある。
(と思う)

一つは半分くらいから前にパタンと折れるタイプ。

もう一つは下へストンと滑り落ちるタイプ。

このパタンタイプとストンタイプだと思う。

しかし今回製作してるベッドは下部に引き出しがあり、
この両タイプだと開けてる時に引き出しを出せない、ということになる。

引き出し上までで止めるという手があるがそうすると開閉高さがすごく
小さくなってしまう。

そこで今回はフリッパー式にした。


①まず前に傾け・・・ると




②するすると溝に沿って奥に・・・。



③引き出し本体上部に収納(とは言わないか・・)される仕組み。


扉用の下枠のみでやると調子が悪かったが
柵として組んでからやってみると嘘のようにスイスイいった。
一番不安な要素だったので一安心。

柵を閉じたらこんな感じ。



ベッドに下にちょっとした物置的な棚を付けてみた。






ベッドの下にはオムツなどを入れる引き出しがついています。
その引き出しが入る箱はフラッシュ造で。



この箱に鬼目ナットを仕込み、ベビーベッド本体と連結します。



この箱がベッド全体の歪みを矯正する役割も兼ねてあります。



完成形が見えてきました。

連結用の穴やホゾ穴などいろんな穴を掘る。



いろいろと紆余曲折がありましたがとりあえず加工終了。

R部分をホゾで連結。




全体の組み立ては連結ボルトで連結していく構造。
R部分のスプリングバックなどを考慮して逃げがきく構造に。

R部分同士を連結する部材↓



連結するとこんな感じ↓

前作からの改良版。



同じカーブ2本、と異なるカーブ1本で2等辺三角形に。
(前回は正三角形。これだと座面と背の角度が120°になり急勾配なため背もたれの後ろにスペーサーをかませて固定したが構造、見た目的に?だった。)



で出来上がった脚。
前脚も今回は合板で統一。すっきりしたラインになったみたい。



座・背を取り付け完成。

座り心地も悪くなくゆったりと座れる。
若干奥行きが深い感じはする、体格が小さいとちょっと深すぎかもね。
構造上座面をこれより奥に取り付けるには手がかかるので
座の前面をもう少し落とすとかしたほうがいいのかも。

1作目よりかなりまとまった感じになった。
ヒロシのイメージにかなり近づいてきていると思う。(客観的にだけど)
本人も2作目のほうが満足度が高いみたい。
しかしやはり出てくる問題点。なかなか終わらんね。
新しいことを試みるとまた違った問題が・・・。
椅子はホント難しいと横で見ていただけでもつくづく感じる今日この頃でした。


これもスピンドルというのかな?柵になる部材。



四角





八角



十六角





最後は鉋で丸棒を目指します。



旋盤で加工したような均一な丸棒ではなく
「手で一本一本削りました」的な丸棒。


一日4本限定の曲げ部材も16本終わり、ようやく部材が揃いました。



やっと加工に入れます・・・。
ヒロシが製作中の椅子。
ラミネート曲げの部材を組み合わせた脚。



同じカーブの部材を3本組み合わせて後ろ脚になってる。
前足は無垢材。



座面を取り付けるとこんな感じになった。

面白い形なだけにディテールをもう少しつめたほうがよさそうな感じ。
同じカーブを組み合わせることにより正三角形となるため背が倒れすぎてる。それを起こすため、部材を噛ましているがその辺の収まりや前脚のボリューム、形状、無垢材でいいのかとか。作ることで見えてくる改善点や図面では気づかなかった盲点。

その辺も踏まえて案を練り直し再挑戦しています。
時間はかかるけどこの繰り返しでいいものができるのでは、そう思います。
商品開発と称してBabyBedを試作中。
BabyBedって大体四角いデザイン。
分解してしまう時にかさばらないっていうのが
おそらく一番の理由だと思う。布団も四角だし。
四角いことでいろんな利点がある。でも・・・
丸っこいほうがかわいくない?

ということでRを取り入れたデザインにします。

使わなくなったら周りの方に譲る。
その人も使わなくなったらまた譲る。
二人目できたらまた戻ってくるみたいな。
壊れるまで続くループ。「しまうこと」なんて考えない。
(一応分解はできます。運ぶの大変だし。)


R部のパーツは積層曲げ。
4隅、上下で8本必要。とりあえず「型4兄弟」をつくり積層。



一日乾燥させてはずします。



曲げあがり。
今のところスプリングバックはほぼ0。
これからどうなるかは不明だがなんかいけそう。



2mm単板でトータル30mmの部材に。材種はタモさんです。

2台作ってるので16本。先は長い・・・。





ヒロ氏が製作中のL字カウンター。
ブラックチェリー突き板貼。
サイズが過去最大級。

3300×2200のL字。奥行きは950。



見付の厚みが60mmでテーパーカットしています。

運搬、搬入が大変そうだな、こりゃ。
普段作る(仕事でです)家具は主に直線的な家具です。
収納やテレビボードといった箱物が主なので仕方ないのですが。

だからというわけではないと思いますが
ふと目にする有機的な曲線美がなんか気になるんです、最近。

フィンユールさんの肘だったりウェグナーさんの背だったり。

気がつくと無意識に手で触ってたり。ニヤニヤしたり。


たまには何も考えずに木を削る。
そんな作業も大切なのかもしれない。
気の向くままになんとなく削った曲線が愛おしかったり
すごく新鮮な気分になる。

造形センスをもっと磨きたい。
なんか最近そう思った。




最近需要あんのかな?ペーパーナイフ。




オブジェ。
超ビッグサイズの額縁です。







中に立体的な刺繍のレリーフ(?)が入るため額も奥行きのある箱額に。



もう美術館ですねこれは。




レリーフの立体感を感じれるように側面もガラスです。
北九州のマンションにソファーテーブルを
追加で納品いたしました。

マガジンラック付というご要望でデザインは自由でしたので
思い切ったことをやってみました。



材料はダイニングテーブルとあわせて黒檀(マッカーサー)を使用。
定番のコの字型にマガジンラックスペースをつけてS字にしました。




よく見るとマガジンラックの部分浮いてます。

覗き込んでみても・・・



浮いてます・・・ぇん。けど一瞬でも浮いて見えません?

10mm厚のアクリルで支えてます。
遠めに見たら一瞬ドキッとしますよ。
暮らしの中の木の椅子展2次選考結果

選外・・・・。

_| ̄|○   オチタ。

選外・・・戦外・・・戦力外・・・。



しゃきっとせんかい!

めげずにいろいろ出そう、これからも。





前回からのピンチの続き

自分が北九州出身ということもあり、とりあえず弟に電話。
家具の営業をしてるので、しりあいの家具職人さんを紹介してもらう。同業者から借りるというのも恥ずかしい話ですが、背に腹は変えられないということで貸してもらうことに。
昔住んでいた家のすぐ下に紹介してもらった「大夢ウッド」さんの工場はあった。煙たがられることもなく快く貸してくださいました。本当に感謝です。

そんなわけで取り付け再開。

ガリガリ付けていきます。



壁面収納は大容量。



こちらはTVボード。定番となりつつあるパネル壁掛け型。

ダイニングテーブルとソファがエレベーターに乗らないため階段で上げる。これが一番の山場だったかも。エレベーターに乗らないのは分かっていたので覚悟はしていたけど階段が予想以上にせまくソファが予想以上に重い。15階ではなく4階だったのが唯一の救いだ。引越し業者が見守る中ひーこら言いながら上げる。たぶん腕が10mmくらい伸びた。



壁面収納(ブラックチェリー)



ダイニングテーブル(マッカーサー)



TVボード(ブラックチェリー)



朝6:00に大川を出発して取りつけ終了が夜7:00。
こんな感じでやっぱり夜になってしまった。






昨日、雪混じりの雨が降る中、北九州まで納品へ行ってきました。

今回はマンションのLDKに壁面収納とTVボード、ダイニングテーブルとソファの納品です。



LDKのダイニング側の壁面に既存のカウンターを活かした壁面収納を。



そしてその対面にあたるリビング側の壁面にTVボードを取りつけます。

さぁじゃんじゃんとりつけよ。

とそのとき大きな問題が・・・。
この壁面収納側の壁面がコンクリートにクロス貼りりだったんです。コンクリートに取りつけるには「振動ドリル」で余穴をあけコンクリート用のビスで取りつけるのですが、工具一式持ってきてません。
ここは北九州。工房まで往復4時間はかかります。

さあどうする?
暮らしの中の木の椅子展の現物提出日が近づいてきた。
提出用にもう一度作りなおそうと思っていたが仕事がバタバタしていて作りなおせるか心配だったけどなんとか間に合いそう。

提出用ということでツルツルいや、トゥルットゥルッになるまで仕上げた。




子供椅子ということでオイル塗装するかどうか迷ったが、生地仕上げではどうしても汚れが気になるし、名前の由来のコンガリ感もでないので予定通りオイル仕上げをすることに。



焼きあがり。
ブビンガの鎧戸。



フラッシュのパネルに12mmのブビンガ無垢材を両面貼り。
一枚が1200×2600もあります。圧巻。
アルダーでメンザイとってたらでてきた。



アルダーの精。

そういや一昨年の冬にはナラの精がでたなぁ。



↑一昨年の冬遭遇したナラの精。




学習机の季節がきましたねぇ。
ウォルナットの学習机。塗装中。



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カウンター
プロフィール
HN:
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年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1979/02/16
職業:
家具職人
趣味:
焼酎
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