家具や木工に関する専門的なことから、全然関係無い話まで
工房の日常を私シンイチが気ままかつ赤裸々に綴るコーナー。
前作からの改良版。
同じカーブ2本、と異なるカーブ1本で2等辺三角形に。
(前回は正三角形。これだと座面と背の角度が120°になり急勾配なため背もたれの後ろにスペーサーをかませて固定したが構造、見た目的に?だった。)
で出来上がった脚。
前脚も今回は合板で統一。すっきりしたラインになったみたい。
座・背を取り付け完成。
座り心地も悪くなくゆったりと座れる。
若干奥行きが深い感じはする、体格が小さいとちょっと深すぎかもね。
構造上座面をこれより奥に取り付けるには手がかかるので
座の前面をもう少し落とすとかしたほうがいいのかも。
1作目よりかなりまとまった感じになった。
ヒロシのイメージにかなり近づいてきていると思う。(客観的にだけど)
本人も2作目のほうが満足度が高いみたい。
しかしやはり出てくる問題点。なかなか終わらんね。
新しいことを試みるとまた違った問題が・・・。
椅子はホント難しいと横で見ていただけでもつくづく感じる今日この頃でした。
同じカーブ2本、と異なるカーブ1本で2等辺三角形に。
(前回は正三角形。これだと座面と背の角度が120°になり急勾配なため背もたれの後ろにスペーサーをかませて固定したが構造、見た目的に?だった。)
で出来上がった脚。
前脚も今回は合板で統一。すっきりしたラインになったみたい。
座・背を取り付け完成。
座り心地も悪くなくゆったりと座れる。
若干奥行きが深い感じはする、体格が小さいとちょっと深すぎかもね。
構造上座面をこれより奥に取り付けるには手がかかるので
座の前面をもう少し落とすとかしたほうがいいのかも。
1作目よりかなりまとまった感じになった。
ヒロシのイメージにかなり近づいてきていると思う。(客観的にだけど)
本人も2作目のほうが満足度が高いみたい。
しかしやはり出てくる問題点。なかなか終わらんね。
新しいことを試みるとまた違った問題が・・・。
椅子はホント難しいと横で見ていただけでもつくづく感じる今日この頃でした。
商品開発と称してBabyBedを試作中。
BabyBedって大体四角いデザイン。
分解してしまう時にかさばらないっていうのが
おそらく一番の理由だと思う。布団も四角だし。
四角いことでいろんな利点がある。でも・・・
丸っこいほうがかわいくない?
ということでRを取り入れたデザインにします。
使わなくなったら周りの方に譲る。
その人も使わなくなったらまた譲る。
二人目できたらまた戻ってくるみたいな。
壊れるまで続くループ。「しまうこと」なんて考えない。
(一応分解はできます。運ぶの大変だし。)
R部のパーツは積層曲げ。
4隅、上下で8本必要。とりあえず「型4兄弟」をつくり積層。
一日乾燥させてはずします。
曲げあがり。
今のところスプリングバックはほぼ0。
これからどうなるかは不明だがなんかいけそう。
2mm単板でトータル30mmの部材に。材種はタモさんです。
2台作ってるので16本。先は長い・・・。
BabyBedって大体四角いデザイン。
分解してしまう時にかさばらないっていうのが
おそらく一番の理由だと思う。布団も四角だし。
四角いことでいろんな利点がある。でも・・・
丸っこいほうがかわいくない?
ということでRを取り入れたデザインにします。
使わなくなったら周りの方に譲る。
その人も使わなくなったらまた譲る。
二人目できたらまた戻ってくるみたいな。
壊れるまで続くループ。「しまうこと」なんて考えない。
(一応分解はできます。運ぶの大変だし。)
R部のパーツは積層曲げ。
4隅、上下で8本必要。とりあえず「型4兄弟」をつくり積層。
一日乾燥させてはずします。
曲げあがり。
今のところスプリングバックはほぼ0。
これからどうなるかは不明だがなんかいけそう。
2mm単板でトータル30mmの部材に。材種はタモさんです。
2台作ってるので16本。先は長い・・・。
座面張り。
張り方はチップウレタンを購入した「AZUMA(東加工所)」さんのサイトを参考にっていうかその通りに張っていきました。張り方はそのサイトに詳しく書いてますのでさっと流します。
↑座面の下地(コンパネ)にチップウレタン(20mm)を貼り付ける。
↑それにさらに仕上げ用ウレタン(10mm)を貼り、下地完了。
↑で仕上げ生地を貼っていきます。今回は本革ではなく合皮を使用。合皮っていってもかなり質感がいい。なんたって上代6500円/mもする。本革とあんまり変わらないのでは?
生地を張るときに悪戦苦闘した見た目ないタッカーを底貼り用の布で隠します。
↑椅子に取りつけ。
↑完成です。上品な感じに仕上がりました。
張り方はチップウレタンを購入した「AZUMA(東加工所)」さんのサイトを参考にっていうかその通りに張っていきました。張り方はそのサイトに詳しく書いてますのでさっと流します。
↑座面の下地(コンパネ)にチップウレタン(20mm)を貼り付ける。
↑それにさらに仕上げ用ウレタン(10mm)を貼り、下地完了。
↑で仕上げ生地を貼っていきます。今回は本革ではなく合皮を使用。合皮っていってもかなり質感がいい。なんたって上代6500円/mもする。本革とあんまり変わらないのでは?
生地を張るときに悪戦苦闘した見た目ないタッカーを底貼り用の布で隠します。
↑椅子に取りつけ。
↑完成です。上品な感じに仕上がりました。
ちょっと仕事がきれていたのでいろいろと試作なんかしてます。
で、ヒロシに作業するときにちょっと腰掛けられるスツールを作れって指令が下った。
自分でデザインをおこし作りを考える。もちろん加工に必要な治具も考えなくてはならない。いい勉強になる。
で出来あがったスツール。
うん、デカイね・・・。図面ではもっとスタイリッシュな感じだったのにねぇ。平面と立体のギャップにぶち当たってしまった。特に四角いフォルムは対角で見ると単純に(横に)1.41421356・・・倍になるからなぁ・・。
本人も頭の中のイメージと違うと作りなおしを志願。
で、2作目。
うん、当初のイメージに近いんじゃないか?スツールっぽくなった。
しかしじっくり見てると、全部留めで仕上げて小口が出ないデザインのほうが面白いんではという話に発展し、
3作目。
ぐっと繊細な感じに。
突き板で作ったかのようなデザイン。
でも無垢モンです。無垢ということで伸縮という問題が後々出てきそうだが・・・。ま、使ってみて経過を見てみようと。
ここ数日のヒロシの軌跡。
加工方法や治具作り、組み方などいろいろ試行錯誤していたがほんといい勉強になんたんじゃないかと思う。
当初の作業用だから簡単にというニュアンスはとっくに無くなっていたな・・・。
で、ヒロシに作業するときにちょっと腰掛けられるスツールを作れって指令が下った。
自分でデザインをおこし作りを考える。もちろん加工に必要な治具も考えなくてはならない。いい勉強になる。
で出来あがったスツール。
うん、デカイね・・・。図面ではもっとスタイリッシュな感じだったのにねぇ。平面と立体のギャップにぶち当たってしまった。特に四角いフォルムは対角で見ると単純に(横に)1.41421356・・・倍になるからなぁ・・。
本人も頭の中のイメージと違うと作りなおしを志願。
で、2作目。
うん、当初のイメージに近いんじゃないか?スツールっぽくなった。
しかしじっくり見てると、全部留めで仕上げて小口が出ないデザインのほうが面白いんではという話に発展し、
3作目。
ぐっと繊細な感じに。
突き板で作ったかのようなデザイン。
でも無垢モンです。無垢ということで伸縮という問題が後々出てきそうだが・・・。ま、使ってみて経過を見てみようと。
ここ数日のヒロシの軌跡。
加工方法や治具作り、組み方などいろいろ試行錯誤していたがほんといい勉強になんたんじゃないかと思う。
当初の作業用だから簡単にというニュアンスはとっくに無くなっていたな・・・。
仕上がった家具やパネルに配線用等の穴をあける作業。正直嫌いです。仕上げた家具を傷つけてる感覚になるのと、ミスるとおじゃんになってしまうから。
ましてや電気屋さんから配線図を渡されて開口位置や開口寸法を指定されてるとき。ほんとプレッシャーかかります。
今回の3600mmのパネルに開ける穴。多過ぎです。
部屋のスイッチ系統が集中してこのパネルに入るのでこんな感じになりました。もちろん位置、寸法等指定です。
図面を見ながら開口位置を墨していくのですがここで自分の書いた墨を客観視しないといけません。主観的にみるとミスに気づかないものです。
一見ランダムに見えますがプレートがつくとプレートの外ヅラが揃うらしい。こういう情報もプレッシャーになります。
作業の肉体的疲労より精神的に疲れる作業です。
ましてや電気屋さんから配線図を渡されて開口位置や開口寸法を指定されてるとき。ほんとプレッシャーかかります。
今回の3600mmのパネルに開ける穴。多過ぎです。
部屋のスイッチ系統が集中してこのパネルに入るのでこんな感じになりました。もちろん位置、寸法等指定です。
図面を見ながら開口位置を墨していくのですがここで自分の書いた墨を客観視しないといけません。主観的にみるとミスに気づかないものです。
一見ランダムに見えますがプレートがつくとプレートの外ヅラが揃うらしい。こういう情報もプレッシャーになります。
作業の肉体的疲労より精神的に疲れる作業です。
ブラックチェリーの天板です。
サイズは850×2100。3枚剥ぎ。
まずは木どり。木目のバランスを見ながら並びや向きを考えます。
チョークで剥ぎ合わせる順番を間違えないよう印をしています。
剥ぎ合わせの方法はいろいろあります。
「いも剥ぎ」「ほんざね」「雇いザネ」etc・・・・。
ウチでは指定がない限りビスケットジョイントを使用しています。目違い(剥ぎ合わせた板と板の段差)が非常に起こりにくく簡単で速いという理由からです。
ジョイントカッターでビスケットを入れる穴を彫っていきます。
ズラーっと彫られた穴。ココにビスケットを入れ接着強度を高めます。
でこれがビスケット。サクッとしてて甘さ控えめで・・というのは冗談で、ブナのチップを圧縮したもの。ボンドの水分でふくれてさらに強度がアップ。
ボンドは2液性のPIボンドを使用しています。
剥ぎ面、ビスケットの穴にボンドを塗ったらクランプで締めて剥ぎ合わせ完了です。
サイズは850×2100。3枚剥ぎ。
まずは木どり。木目のバランスを見ながら並びや向きを考えます。
チョークで剥ぎ合わせる順番を間違えないよう印をしています。
剥ぎ合わせの方法はいろいろあります。
「いも剥ぎ」「ほんざね」「雇いザネ」etc・・・・。
ウチでは指定がない限りビスケットジョイントを使用しています。目違い(剥ぎ合わせた板と板の段差)が非常に起こりにくく簡単で速いという理由からです。
ジョイントカッターでビスケットを入れる穴を彫っていきます。
ズラーっと彫られた穴。ココにビスケットを入れ接着強度を高めます。
でこれがビスケット。サクッとしてて甘さ控えめで・・というのは冗談で、ブナのチップを圧縮したもの。ボンドの水分でふくれてさらに強度がアップ。
ボンドは2液性のPIボンドを使用しています。
剥ぎ面、ビスケットの穴にボンドを塗ったらクランプで締めて剥ぎ合わせ完了です。