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家具や木工に関する専門的なことから、全然関係無い話まで 工房の日常を私シンイチが気ままかつ赤裸々に綴るコーナー。
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ウェグナー氏が1月26日、コペンハーゲンの自宅にて永眠されたそうだ。享年92歳。

機能、デザイン、すわり心地、あと何よりもその作品からにじみ出ているクラフトマンシップは数多くの木工職人に影響を与えたことだろう。

心からご冥福をお祈りいたします。
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最近、カールハンセン&サン社から発売された「エルボーチェア」。
ウェグナーの新作として発売されたんですけどデザイン自体は50年も前に出来上がっていたとのこと。当時の生産性とかの理由で商品化されなかった椅子がここにきて発売された。

実際座ってみたが、あの腰を包み込んでくれる座り心地、そのフォルム、スタッキング可能という実用性といい「流石」のひとこと。

こういう椅子を作りたい!いや作らねばいかん。と思い、まずは真似ることからと「完全コピー」してみようと心に決めたのです。


が、背もたれの曲げ木であったり、丸っこい脚であったり、座面下のラミネートの幕板であったり、現在の機械ではどうしても困難なことが多すぎて「完コピ」ではなく、モデュール的なとこはそのままにウチで出来ることで限りなく近づけてみようということにします。

あくまで自主製作ですのでいつになるかわかりませんがちょくちょく作業状況をアップしたいと思います。


休みを利用して熊本へ。熊本の伝統工芸館で行われている、
「ハンス・ウェグナーの椅子に見るデンマークデザイン展」を見に行ってきました。



正直、大きな規模の展示ではないと思っていたのですが
行ってビックリ、ズラーっと名作がならんでるんです。
しかも、写真もOKやし、座ってもいいとのこと。(一部を除く)
僕の予想をいい意味で裏切っていただきました。





手当たりしだい写真をとり、座れるものは座っとけー!の精神で
なりふり構わず名作と触れ合ってきました。
背もたれのつなぎ方を見たりひっくり返して座面の裏側をみたり家具関係者丸出しで見まくりました。

これで200円は安すぎる。いやー夢心地のひと時やったなぁ。

座り心地は言うまでもなくすばらしいんやけど、
椅子自体のたたずまいが凛としているというかオーラがあるというか。
いやーすごいね、やっぱり。

量産品なんやろうけど材料の使い方、選別が普通の量産品とは明らかに違う。
クラフトマンシップがひしひしと伝わってくる、それがオーラになるのかなぁ。


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プロフィール
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shin1
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1979/02/16
職業:
家具職人
趣味:
焼酎
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