以前から気になっていたハンス.J.ウェグナーのエルボーチェア(CH20)。
その後ろ姿に惹かれたのが忘れもしない3、4年前。←正確には忘れてる。
欲しい!欲しいけど買えない。だったら作ろうと安易な考えで椅子作りの奥深さを痛感したのが2年前。(過去エントリ「模倣犯」参照)
そんな紆余曲折があり、とうとう我が家にも憧れのホンモンのCH20が。
というのもヤフオクで展示品が半額くらいの値段で出てたんです。時々チェックしてましたがこのCH20が出たの初めてじゃないかな?
千載一遇のチャンスと自分に言い聞かせ落札しました。正直、半額とはいえフトコロは極寒です。
でもいいんです。憧れの椅子を日常の生活で使えるだし。
ただ、落札して一つ問題が。
今回のCH20、ビーチのソープフィニッシュで座面がスエードという最も汚れやすい仕様(個人的な考えですが)
うちには最近掴まり立ちを覚えた怪獣が一匹。
その口の高さがちょうどシートハイなんです。
あぁ考えただけでおそろしい。
正直、シートはまだいい。スエードの色調もあまり好みではないので最終的には張りなおす覚悟だから。
ただそれでなくても汚れやすいソープフィニッシュで、その怪獣の汚れ攻撃に耐えられるだろうか・・・。いや無理だ。それなら先に防御策をしておいたほうが得策ではないだろうか・・・。
でもソープのあの白木の風合いも捨てがたい。
「汚れたらまた研磨して洗えばいいじゃないか。」という前向きな考えもでれば
「とかいってホントに洗うのか?そのままなぁなぁになるのがオチではないか。」という現実味あふれる意見とか。
なんだかんだ考えた結果、オイルフィニッシュにすることにしました。白木の感じが失われるのはいたしかたないが、これからのことを考えると一番妥当かなと。
そこでまず本来の姿を写真におさめ・・・
座面をはずし・・・
磨く・・・↓注)大げさにこすってます。
そしてオイル塗布。今回はオリオⅡを仕様。
濡れ色になりイメージは変わり落ち着いた感じになった。
研磨してて気付いたけど特徴的な背もたれ。このラインの美しさが僕が惹かれている理由の一つ。自作した時もその削り出しに苦労した。
でもよく見ると案外いびつ。カールハンセン&サンの工場の力量を疑う気はさらさらないけど工業製品となるとこれくらいのモノなのかという感じ。
おおまかには機械で成形するだろうから最後の手仕事での仕上げの際に削りすぎとかで崩れたラインだと思う。工業製品だからといって均一に同じものではなく当たりはずれがやっぱりあるんだなというところ。
これはこれで人の手作業の面影が残ってて微笑ましい。
あたりと思うかはずれと思うかは買った人しだいだけど。
ちなみに僕は「はずれた!」と思いました。
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私事なんですが先日バリ島に行って来ました。
お土産を買いにパサールとよばれる市場へ。
いわゆるアジア雑貨屋さんに並んでいるような雑貨や衣類、調味料なんかがもうズラーッと並んでいて、どこからが誰の店なのかわからないくらいに雑然としている。
歩いているともうこれでもかというくらいに声をかけられる。
「ミルダケ~。オネガイ~。ミルダケ~。」
「シャチョウサン、ロレックス、ニセモノアル~。」
「kdjごぱjgなfじょp。」
とにかく無視してめぼしい物を探す。
おっと思って手にとってしまうともうアウト。
店員とのバトルが勃発する。
「オニサン、コレヤスクスル、トモダチ、トモダチネダンスル~。」
と電卓を持ってくる。
「コレ~サイショノネダン、デモ、ヤスクスル~。」
と電卓に明らかにボッタクリの値段を提示してくる。
それをとことん値切り倒すというのがココのシステム。
で渡された電卓にこちらの買値を打つ。「サイショノネダン」の三分の一くらいで買えるらしいのでそれを見越した値段を打つ。と店員は顔をしかめ、
「ヤススギル~。セイカツデキナイ。」
などと同情を求めてきて
「モウスコシ~。モウスコシ~。」
と値段を上るよう迫ってくる。ですこしずつUP。
そんなやり取りが延々と続くので、こちらの希望額になったら
「じゃ買わない」と立ち去ろうとする。・・・と
「OK!OK!」とあっさり引きとめられる。
なんとなく向こうが折れた感じで買い物バトルは終了。
勝者気分が味わえるがこのあっさり感が気になる。
つまり結局は儲かってんだよね、あっちが。日本で買うよりかはかなり破格なんだけどそれよりも原価は想像できないくらい低いんだろうな。
どこに行ってもこの繰り返し。なんなんだ「サイショノネダン」。はじめは楽しいけどすぐに面倒になる。
しかもバリのお金が大体だけど100円→10000ルピア。桁がデカイ。お土産で木彫りの人形を買おうとして9万ルピアと8万ルピアの間でギャーギャー言ってたんだけど結局は100円くらいの差しかない。しまいには2体で10万ルピアで決着ついた。1体で9万なのに2体で10万?なんじゃそりゃ。理解不能。
そんなこんなで買ってきた人形。現地では大体、黒っぽく着色してあるんだけどそのなかでも木目が他の人形と違うのがあったのでそれを購入してきた。
でペーパーかけて塗装を落とし、オイルフィニッシュ。
うーん、ローズウッドっぽいんですけど。ローズウッドといえば超がつく高級材。もしローズなら500円はかなりいい買い物だったのでは!?
うん。ローズということにしておこう。
お土産を買いにパサールとよばれる市場へ。
いわゆるアジア雑貨屋さんに並んでいるような雑貨や衣類、調味料なんかがもうズラーッと並んでいて、どこからが誰の店なのかわからないくらいに雑然としている。
歩いているともうこれでもかというくらいに声をかけられる。
「ミルダケ~。オネガイ~。ミルダケ~。」
「シャチョウサン、ロレックス、ニセモノアル~。」
「kdjごぱjgなfじょp。」
とにかく無視してめぼしい物を探す。
おっと思って手にとってしまうともうアウト。
店員とのバトルが勃発する。
「オニサン、コレヤスクスル、トモダチ、トモダチネダンスル~。」
と電卓を持ってくる。
「コレ~サイショノネダン、デモ、ヤスクスル~。」
と電卓に明らかにボッタクリの値段を提示してくる。
それをとことん値切り倒すというのがココのシステム。
で渡された電卓にこちらの買値を打つ。「サイショノネダン」の三分の一くらいで買えるらしいのでそれを見越した値段を打つ。と店員は顔をしかめ、
「ヤススギル~。セイカツデキナイ。」
などと同情を求めてきて
「モウスコシ~。モウスコシ~。」
と値段を上るよう迫ってくる。ですこしずつUP。
そんなやり取りが延々と続くので、こちらの希望額になったら
「じゃ買わない」と立ち去ろうとする。・・・と
「OK!OK!」とあっさり引きとめられる。
なんとなく向こうが折れた感じで買い物バトルは終了。
勝者気分が味わえるがこのあっさり感が気になる。
つまり結局は儲かってんだよね、あっちが。日本で買うよりかはかなり破格なんだけどそれよりも原価は想像できないくらい低いんだろうな。
どこに行ってもこの繰り返し。なんなんだ「サイショノネダン」。はじめは楽しいけどすぐに面倒になる。
しかもバリのお金が大体だけど100円→10000ルピア。桁がデカイ。お土産で木彫りの人形を買おうとして9万ルピアと8万ルピアの間でギャーギャー言ってたんだけど結局は100円くらいの差しかない。しまいには2体で10万ルピアで決着ついた。1体で9万なのに2体で10万?なんじゃそりゃ。理解不能。
そんなこんなで買ってきた人形。現地では大体、黒っぽく着色してあるんだけどそのなかでも木目が他の人形と違うのがあったのでそれを購入してきた。
でペーパーかけて塗装を落とし、オイルフィニッシュ。
うーん、ローズウッドっぽいんですけど。ローズウッドといえば超がつく高級材。もしローズなら500円はかなりいい買い物だったのでは!?
うん。ローズということにしておこう。